共働きしているのに家事はすべて自分だけ。
女ばっかり家事させるのは不公平だと思いませんか。
共働き世帯でも女ばっかり家事をしているという不満を抱えた女性は多く存在しています。
この記事では、以下のことについて書いています。
- 共働き世帯で家事をしている比率の現状
- 分担がうまくいかない原因
- 妻が抱えている不満
- 夫の言い分を論破する言葉例
- 家事分担のコツ
- 夫が家事を担わなかった場合の代替え案
共働きなのに女ばっかり家事をしているという現状は、とても多くの家庭が悩んでいます。
不満を抱えたりストレスがたまったりする前に、手を打ちましょう。
共働き世帯の現状は妻である女ばっかり家事している家庭が多い
共働き家庭は増加の一途をたどっていますが、その一方で家事分担の不平等が深刻な問題となっています。多くの働く女性が仕事と家庭の両立に悩み、特に家事の負担が大きなストレス要因に。
日本はまだ性別役割分担が根強く残っており、女性が家事の大部分を担うことが一般的です。
この状況では、女性のキャリア形成や心身の健康に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
共働き家庭の理想と現状
総務省より画像引用
総務省の調査からも、女性と男性で家事に費やす時間が明らかに不平等であることがわかっています。
共働き家庭においては家事を公平にすることが理想ですが、多くの家庭では女性が家事の大部分を担っているということが現実です。
この不平等な現状は、根強く残る「男は仕事、女は家事」という呪いと、夫側の家事に対する意識の違いから生じることが多いです。
共働きなのに女ばっかり家事してるのはなんで⁉妻側の不満
自分ばかりが家事をしていると不満を抱く女性はとても多く存在します。
その不満の内容は、以下のものが大半です。
家事の負担が偏っている
多くの共働き家庭では、女性が家事の大部分を担っています。
仕事から帰宅した後も、料理、掃除、洗濯などの家事をこなさなければならないため、体力的にも精神的にも負担が大きいです。
これが積み重なると、疲労感やストレスが増し、家庭内での不満が募ります。
夫の協力不足
仕事から帰宅してすぐにリラックスしている夫を見ると、仕事が終わってもノンストップな自分と比べて苛立ってしまうことも。
夫からの協力がなければ、家事は一方的な負担になります。
自分が忙しなく家事をしている間のんびりとしている夫を見ることがストレスだ、という女性も多くいます。
自分の時間がない
家事と仕事の両立に追われ、自分の時間を持つことができないという不満もあります。
趣味やリラックスする時間が取れないことは、精神的なストレスを引き起こします。
そんななか携帯を見て休憩をしている夫を見ると、さらにストレスに…。
これが続くと、心身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
夫の家事スキルが低すぎる
いつも家事をしている自分と比べ、夫がする家事の稚拙さに苛立ちを感じてしまうことも。
片付けが中途半端だったり、自分の求めているレベルに達していなかったり、自分はここまでするのに相手は楽をしていると不満を抱いてしまいます。
夫が家事をしたとしても不平等に感じてしまう場合は、原因はここにあります。
育児の負担が一方的
子どもの体調不良で休みや急なお迎えを求められたとき、妻が対応する家庭がほとんどです。
仕事を休むことも途中で早退することも、どちらも職場に負担をかけてしまうことで肩身の狭い思いをしてしまいます。
その辛さを理解してくれず仕事に打ち込めてキャリアを積み上げていける夫に不満を感じてしまうのは、仕方のないことでしょう。
共働きでも女ばっかり家事するのが当たり前⁉夫側の不満を論破せよ
家事や育児をすることに不満を感じるのは男性も同じです。
しかしその言い分には、ツッコミどころ満載なものも。
もちろん家庭によって正当な理由もありますが、妻ばかり負担がかかることについて気にしないような夫ならば論破しちゃいましょう。
家事がうまくできない
家事したことないからできないんだよね、できないことさせられてストレスだよ…
自分の仕事は外で働くこと
俺の仕事は外で働いて稼いでくること。家では休ませてほしい
時間がない
仕事が忙しくて家事まで手が回らないよ
子どもは母親が好き
子どもはママのほうが好きだから、俺が相手するより子どもも嬉しそうじゃん
自分の家事に口出しされる
やった家事に文句いわれてやる気なくす…
俺のほうが稼いでいる
俺より稼いでるなら手伝うけど
共働きで女ばっかり家事しないための分担方法とコツ
家事を分担するときに意識したいコツの紹介です。
コミュニケーションを重視する
家事分担の第一歩は、夫婦間のコミュニケーションです。
お互いの希望や得意不得意を理解し合い、話し合うことが重要です。
定期的に家事の分担について話し合いを持ち、問題があればすぐに解決する姿勢が求められます。
柔軟に対応する
家事分担は固定されたものではなく、柔軟に対応していきましょう。
仕事のスケジュールや体調によって、互いにサポートし合う姿勢が必要です。
具体的に分担を決めてしまうと「決めたのにやっていない」と苛立ってしまう原因に。
どちらかが忙しい時にはフォローを多めにするなど、臨機応変に対応しましょう。
家事を楽しむ工夫をする
家事を楽しむ工夫をすることで、分担がスムーズに進むことがあります。
例えば音楽を聴きながら掃除をする、料理を一緒に作るなど、楽しい要素を取り入れることで家事に対するストレスが軽減されます。
また苦手な家事を頑張った時は相手からご褒美がもらえるシステムを導入すると、モチベーションアップにつながります。
効率的な家事の方法を取り入れる
効率的な家事の方法を取り入れることで、負担が軽減されます。
例えば週末にまとめて掃除をする、食事では豆腐やもずくなどすぐに食卓に出せるものを常備しておくなど、時間を有効に使う工夫が重要です。
定期的な見直しを行う
家事分担は一度決めたら終わりではなく、定期的に見直しを行うことが大切です。
生活環境や家族の状況が変わる中で柔軟に対応するために、定期的な見直しを行い最適な分担方法を模索していきましょう。
やらなくてもよい家事を見直す
家事を効率化するために、やらなくてもよい家事を見直してみましょう。
例えば毎日の掃除を減らしたり、アイロンがけを必要としない衣類を選んだりすることで、家事の負担を減らすことができます。
効率的に家事をこなすためには、自分たちの生活スタイルに合わせて柔軟に対応することが大切です。
共働きなのに女ばっかり家事させて不公平を感じるくらいなら!
何度お願いしても家事をしない夫は、一定数存在します。
そんな時は、お金で解決できることから解決させてしまいましょう。
妻の精神的・肉体的負担を減らすための投資ならば安いものです。
料理がしたくない場合:宅食サービスの利用
宅食サービスだと買いに行く手間もないのでおすすめです。
スーパーで栄養バランスを考えながら総菜を選ぶ苦労もなくなります。
また容器ごと温めてそのまま捨てることができるため、用意も後片付けも楽。
栄養バランスも配慮されている宅食サービスを選ぶと、健康的な食事を摂ることができておすすめです。
掃除がしたくない場合の対策:ロボット掃除機の導入
誰も家にいない時間帯を狙い、ロボット掃除機に掃除をしてもらいましょう。
家に帰ると綺麗な床の上を歩けるので、それだけで心の余裕が出てきます。
ただロボット掃除機と相性が悪くめくれてしまうカーペットもあるので、そこは注意して選びましょう。
また機種によって乗り上げられる段差の高さも異なるため、掃除したい部屋と部屋の段差を調べて選んでください。
洗濯がしたくない場合:洗濯乾燥機の導入
乾燥機能がついた洗濯機を導入しましょう。
干さなくていいだけで負担はとても軽くなります。
洗濯機から乾燥された衣類を取り出したら、あとは個人のカゴに仕分けしましょう。
そこから自分で畳むもよし、そのままその服を着るもよし。
服を畳む&仕舞う手間が減るのでおすすめです。
乾燥できない衣類は避けなければいけませんが、数枚の服を干すくらいであれば今までの労力を考えると余裕でできます。
食器洗いがしたくない場合:食洗器の導入
今や一家に一台が当たり前なくらい家庭の必需品、食洗器です。
食洗器があるだけで食後の片付けが圧倒的に楽になります。
朝ご飯を食べ終わったあとは食洗器に入れて回して出かけるだけでOK。
夕ご飯を食べ終わった後に「片づけるの嫌だな…」と腰が重くなる現象も、食洗器があればすぐに動き出せるので片づけが早く終わります。
女ばっかり家事させる共働き家庭は不公平!妻にも休息を!
家事は家庭の問題です。
ましてや共働きであれば、分担しなければ不平等感が募り家庭内の不和につながってしまいます。
すべての家事をひとりで背負うことは大きな負担となるので、便利家電やあらゆるサービス事業を利用することもひとつの方法です。
少しでも時間の余裕を作ることで心の余裕を作り、毎日のストレスを減らしましょう!
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