テアトルアカデミーのオーディションを受けようか迷っているけど、合格しても赤ちゃんは仕事ないって聞いたよ…
とオーディションに悩まれている方へ!
この記事では、テアトルアカデミーのオーディションに参加して合格した子どもを持つ筆者が、オーディション合格後の体験レッスンで実際に聞いた話をもとに「テアトルアカデミーは仕事がないのか?」という噂の真相を解明しています。
結論からいうと、仕事はあります。
しかし、仕事を獲得するまでの道のりが長く大変なのです…。
赤ちゃんモデルの仕事がないと噂のテアトルアカデミーとは
テアトルアカデミーは1980年に創業した芸能事務所を系列に持つグループ企業で、エンターテイナーの養成とマネジメントを行っている「総合芸能学院」です。
芸能事務所ではなく芸能養成所
よくテアトルアカデミーを芸能事務所だと思われている方が多いのですが、養成所でレッスンを行う施設です。
広告で「我が子をキッズモデルに!」「子役&ベビータレント募集中!」などと書かれているためすぐに活動できるように思われがちですが、養成所であることを念頭に置いておきましょう。
赤ちゃんだけでなく子役にも力を入れている
テアトルアカデミーではおむつのCMやNHK番組のレギュラーとして出演している子役やキッズモデルが多く在籍しています。
なかでも鈴木福くんはとても有名ですね。
他の出身芸能人が気になる方はテアトルアカデミーの公式ホームページで確認できます。
テアトルアカデミーに所属しても赤ちゃんに仕事がないわけではないが…
テアトルアカデミーに所属すると仕事の紹介自体は多いのですが、そこから実際に活動できるかというと違います。
芸能界の仕事とは、与えられるものではないからです。
養成所なのですぐに仕事ができるわけではない
テアトルアカデミーは養成所であり、モデルやタレントとしてのスキルを身につけるための場所です。
そのため所属したからといってすぐに仕事が得られるわけではありません。
テアトルアカデミーを芸能事務所だと思っている人が多いため「入所したらすぐに仕事が来る」と思われている方が多いのですが、前述したようにそもそも芸能養成所なのです。
仕事を受けるさいにはオーディションに合格する必要がある
仕事を受けるためには、他の所属事務所の子どもたちとともにオーディションを受ける必要があります。
オーディションに合格しなければ、仕事を得ることはできません。
書類選考のみの場合もありますが、どちらにせよ競争は激しいため落選して仕事を獲得できないという可能性も高いです。
赤ちゃんなので目立つ出演もなく指名されることはない
たとえば有名な俳優だとその活躍を見たお偉いさんから「あなたに演じてほしい」とオファーを受けることもあるでしょう。
しかし赤ちゃんだと目立つ活躍はないことがほとんど。
そのため「あなたの演技が素晴らしかった!この作品に出てほしい!」とオファーを受ける機会はありません。
指名されるほどの活躍をできない赤ちゃんは、自分で仕事を勝ち取るしか出演するすべがないのです。
複数の赤ちゃんを撮影することもあるため選ばれないことも
オーディションに合格したとしても、実際の撮影では複数の赤ちゃんをスタンバイさせてその中からベストな赤ちゃんを選ぶことがあります。
筆者がテアトルアカデミーに合格したさいに参加した無料レッスン会で聞いた話なのですが、赤ちゃんの仕事には複数の赤ちゃんが待機しているそうです。
そこで出演予定の赤ちゃんが機嫌が悪かったり望むような画が撮れなかったりした場合は、控えの赤ちゃんに交代させられることもあると聞きました。
もしくは控えの赤ちゃんも撮影してよかったほうを選ぶなど…。
赤ちゃんの世界とは思えないくらい過酷!
そのため、選ばれなかったり仕事を取られたりしてしまうことも少なくありません。
所属費用が高額で続けられない人が多い
テアトルアカデミーに赤ちゃんを所属させるには、初期費用として何十万円という大金が必要です。
ベビー部門の入所費用だけでも20万円ほどかかり、幼稚部に進級するさいは追加で数万円の費用がかかります。
こうした高額の費用負担が継続を難しくさせ、仕事を受けるまでに至らないとなる要因のひとつです。
交通費が実費なので仕事を引き受けにくい
仕事があった場合の交通費は自己負担です。
特に地方から通う場合、交通費が大きな負担となり結果的に仕事を引き受けにくくなることがあります。
新幹線での移動や宿泊費も考慮すると、経済的な負担はさらに大きくなります。
遠いから仕事を引き受けられない、近い現場の仕事が少ない、という嘆きも「仕事がない」といわれてしまう要因です。
だからこそ参加しにくい場所の仕事は穴場だ的なことも聞きましたが、行っても仕事できない可能性を考えるとリスキーすぎる…
ギャラが少額なことも
赤ちゃんモデルのギャラは稀に数万円程の仕事もありますが、数千円程度のものがほとんど。
全体的には少額なケースが多いため出費と見合わない、経済的な負担が大きいと感じ不満の原因となっています。
支払った費用を回収したいがそれに見合うほどの仕事量がない、という現実が「赤ちゃんは仕事がない」という結果につながっています。
赤ちゃんに仕事がないとは思えない老舗の養成所テアトルアカデミー
仕事がないという噂を深掘りしていきましたが、そうはいってもテアトルアカデミーは大手中の大手。
数多くの実績があることから、仕事がないとは思えません。
養成所なのに仕事量が多く業界一の実績
養成所ながらも仕事依頼が多いのは、テアトルアカデミーに長い歴史と確かな実績があり、業界から信頼されているから。
そもそも他の養成所ではもっと仕事の紹介が少ないため、エキストラの仕事が舞い込んできたり多くのオーディションに参加できたり、ここまで仕事のチャンスがめぐってくるのはテアトルアカデミーならではなんです。
業界でトップの出演率を誇っていることは自ら明言しています。
仕事がないと感じてしまうのは仕方ありませんが、養成所なのにここまで活躍できる場所は数少ないでしょう。
子どもに豊かな経験を与えられる
テアトルアカデミーはさまざまな大人と触れ合う機会があるためコミュニケーション能力があがり、社会性も身につきます。
オーディションやカメラテストなど他では得られない経験を積むことで自然と度胸がつき、堂々とした振る舞いができるようになるでしょう。
レッスンに参加すると楽しい時間を過ごすことができ、その心の栄養は赤ちゃんの成長にプラスとなってくれます。
仕事を獲得することばかりにとらわれず、豊かな経験ができていることに目を向けましょう。
赤ちゃんの仕事がないわけではないがテアトルアカデミーで儲けようとは思わないように
仕事が少ないと強く不満を感じてしまうのは、入所費用や諸費用ですでにこちら側が出費をしていることと、芸能界は稼げると思って期待していることが原因です。
人間の心理的に“費用を回収したい”、“金銭的に豊かになりたい”という思いが生まれてしまうのは仕方ありませんが、儲け目的で入所はおすすめしません。
仕事依頼は多いが赤ちゃんが仕事を受けられるかは別の話
テアトルアカデミーには仕事の依頼が多く来ますが、赤ちゃんが実際にその仕事を受けられるかどうかは別問題。
競争が激しく、オーディションでの選抜が必要です。
オーディションに落ちた場合もちろん仕事はできませんが、テアトルアカデミーに非があるとはいえないでしょう。
出費すべき費用とギャラの額は見合わない場合がほとんど
テアトルアカデミーに所属するための費用や交通費、レッスン料など出費はかなりの額になります。
一方で得られるギャラは少額であることが多く、出費と収入が見合わない場合がほとんどです。
出費した金額を回収したいと思えば思うほど、テアトルアカデミーは仕事が少ないと苛立ってしまう原因になります。
芸能界で成功できるのはわずか
芸能界という華々しい職業に対して「お金持ちになれる」と憧れを抱く人もいますが、成功できる人はわずかです。
すぐに売れることも、継続して続けられることも難しい世界です。
特に子どもの場合は目立たない出演が多く、どうしてもリピーターとして選ばれるということはないと思っていたほうがいいでしょう。
過度な期待は心を削ります。
儲けようと思わずにお稽古という感覚で取り組むべし
テアトルアカデミーでの活動を経済的な利益目的と考えるのではなく、赤ちゃんの成長や経験の一環としてお稽古のような感覚で取り組むといいですね。
親子で楽しみながら、無理のない範囲で続けることが大切です。
おすすめはテアトルアカデミーを記念受験して赤ちゃんとの思い出作り
仕事ができないならオーディションに行く意味がない、と思っていませんか?
実は、オーディションを受けるだけでも大きな価値があるのです。
オーディションは完全無料&辞退してもOK
テアトルアカデミーのオーディションは完全無料で参加できます。
合格して入所するとなったさいは諸費用が発生しますが、ただオーディションを受けるだけなら無料なのです。
合格しても辞退することは可能、もちろん罰則金も発生しないため完全に思い出受験をすることができるのです。
オーディションを受けたことだけで思い出になる
赤ちゃんの記憶には残らないでしょうが、親にとっては一生の思い出です。
オーディションのために服を用意したり、可愛い写真を撮影したり、合否の連絡をドキドキしながら待ったり…。
面接まで行けた場合は、子どもがどんな様子だったか一生覚えていることでしょう。
オーディション中に泣いてしまった、寝てしまった、堂々としていた…我が子がどんな様子でオーディションに臨むか、気になりませんか?^^
普段と違う経験ができる
オーディション経験がある子どもが、この世に何人いるでしょうか。
非日常的で特別な機会であるオーディションを受けるだけでも、特別な経験です。
普段あまり同じ年代の子と過ごす機会が少ない赤ちゃんにとっては、たくさんの赤ちゃんがいるオーディション会場に行くだけでも大きな刺激となります。
最終審査はカメラテストがあるため、大きなカメラで撮影してもらえるとっておきの経験ができますよ。
書類審査だけでも合格したら自慢できる
テアトルアカデミーのオーディション合格率は、とっても低いんです。
なんと書類審査に合格できるのはたった20%、倍率は約5.5倍です。
書類審査だけでも合格できたのなら自慢できるレベルです。
たとえオーディション会場が遠方で参加できなくとも、書類審査だけでも合格したのであれば思い出になります。
合格率についてもっと細かく知りたい方は、こちらの記事で解説しているのでご覧ください。
倍率の高いオーディションに合格できたら一生の誇り
一次審査の合格率も低いですが、最終審査の合格率はもっと厳しいです。
なんと平均すると、オーディションに応募したわずか6%しか合格できないのです。(参考記事)
そんな激戦区のなか合格できたあかつきには、一生の誇りという代えがたいものを得ることができます。
合格証書をいただいたのですが、我が子にとってこれが生まれて初めての賞状でした。
オーディション内容について知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
もちろん最終審査合格後の辞退もOK。
ぜひ思い出作りのひとつとして、オーディションを経験してみてはいかがでしょうか?
テアトルアカデミーは赤ちゃんの仕事がないわけではないが出演できる道のりは長い
テアトルアカデミーは赤ちゃんや子役に力を入れており、メディアなどで活躍できるチャンスは非常に多く業界トップの実績があります。
しかし実際に取り組めるまでの道のりは険しく、仕事ができない人が多いことも否めません。
そのためオーディションだけを記念受験として受ける方法をおすすめしています。
芸能界は、みんなが仕事を求めて仕事を奪い合う厳しい世界。
仕事がないというのは語弊ですが、仕事を受けられるまでの道のりは長いようですね。
また子どものモデル活動を目指しているのであれば、キャストネット・キッズもおすすめです。
年会費を払えば誰でも所属することができるので、入会オーディションを受ける必要がなく誰でもチャンスをつかむことができます。
入会費やレッスン代もなく年会費だけなので、リーズナブルに活動を始められます。
詳細はキャストネット・キッズ公式ホームページからご確認ください^^
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