自由研究を手伝う時間がない!子どもだけで簡単にできるテーマ10選

夏休み
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自由研究の宿題が出されたけど忙しくて手伝う時間がない!

一人でやってくれないかな~…。

とお悩みの親御さんに、子どもが一人でできる自由研究のテーマを現役保育士の筆者が紹介します!

この記事で紹介していること
  • 子どもだけでできる自由研究のテーマ
  • 買い出しに行かなくても自宅にあるものだけでできる自由研究のテーマ
  • 1日で終わる自由研究のテーマ
  • 自由研究のまとめ方
  • まとめる時のポイントやボリュームがあるように見えるコツ
筆者
筆者

目次から気になるテーマをタップすればそのやり方まで飛べますよ!

こんなお悩みの方におすすめ
  • 子どもだけで自由研究をしてほしい
  • 自由研究の提出期限が迫っている
  • すぐに終わってほしい
  • やる気になったから「今」やりたい
  • 簡潔に手順が知りたい
  • 自由研究のまとめ方が分からない
  • ある程度ボリュームがあるように見せたい

思い立ったが吉日、今日中に自由研究を終わらせちゃいましょう!

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手伝わなくても子どもだけでできる自由研究テーマにする

親がずっと付き添っていなくても、子どもだけで進められる自由研究テーマをご紹介します。

また書き方のポイントやまとめ方も簡潔にお伝えするので、短時間で集中して取り組みましょう!

使うものは自宅にあるもの

自由研究のためにわざわざ100円ショップやホームセンターに行くのは大変ですよね。

今回おすすめするテーマはほとんどがご家庭にあるものでできます。

時間がない、今すぐ取り掛かりたいという時にすぐできることも利点です。

事前準備であとは子どもにお任せ

使いたい材料を用意したら、あとは子どもだけでできる内容のものになっています。

子どもに研究を任せてその間に家事や仕事、またはちょっと一息してください。

時々子どもに声掛けをしたり、サポートを必要としている時は手伝ったりと気に掛けてあげてくださいね。

「予想とその理由」を書くことでボリュームを増やす

今回はすぐにできる簡単な実験を紹介していますので、「簡単」ゆえにまとめ方を間違うと一瞬で書き終えてしまいます。

レポート用紙や模造紙に余白が目立つと「足りなかったかな」と焦ってしまいますよね。

そこで予想と共に理由も書き出して、紙のスペースを埋めることでボリュームがあるように見せましょう。

実験をした後では結果に引っ張られて予想が出てこなくなるので、必ず実験前に予想を尋ねて書き出しておくよう促しましょう。

イラストや写真を加えると見た目も鮮やかになるのでおすすめです。

これだけ書いたらOK!まとめ方

これさえ書けば自由研究は完成です。

レポート用紙でも模造紙でも、研究内容やボリュームに応じて書き出してください。

  1. タイトル
  2. 研究しようと思った理由
  3. 予想とその理由
  4. 道具や材料
  5. 手順
  6. 結果(適宜イラストや写真)
  7. 感想
  8. 日付・名前

参考にしたものがある場合は「参考資料」として書き足してくださいね。

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食べ物を使ったテーマ

食べ物は子どもにとって身近なものなので、興味を持って取り組むことができます。

また紹介する材料のほとんどが家庭にあるものを使用するため、わざわざ買い出しに行く必要がないのもありがたいところ。

足りないものがあっても普段のスーパーで買い足せるため便利です。

パンに合うご飯のお供選手権

皿に乗ったパン。

ご飯のお供をパンに乗せ、何が一番おいしかったかランキング形式でまとめるテーマです。

自由研究を理由に、昼ご飯や晩ご飯をこれにしちゃいましょう。

家族全員が食べることで比較対象が増え、研究内容にボリュームを増やすことができます。

父(40代)、母(30代)、兄(10代)、自分(6歳)、妹(2歳)など個別にランキングを作ることで、単純な内容ながらも書く項目を増やせます。

また意外と合ったもの、期待外れだったものなど、家族で食べながらワイワイと楽しく研究できます。

子どもの自由研究に協力してね、と食パンを大量に購入してご飯のお供をテーブルに並べるだけで一食分のご飯の完成です。

ご飯のお供として並べるものは何でもいいのですが例として挙げると、梅干し、焼き鮭、昆布、明太子、海苔の佃煮など、おにぎりに入れるものをベースに考えると簡単です。

納豆、なめ茸、ふりかけ、昨晩の余ったおかず(きんぴらごぼうや肉じゃが、煮物など)など何でもありなので、冷蔵庫に余っているものを出してしまいましょう。

  • 準備物:食パン、好きなご飯のお供、包丁とまな板(省略可)、カメラか色鉛筆。
  • 親がすること:食パンと各種ご飯のお供を用意する、食パンを焼いてカットする、子どもに予想を尋ねる、写真を印刷する(省略可)。
  • 手順:
    1. 何が食パンに合うか、合わないかを予想する。
    2. 食パンを焼き、1/4にカットする(見栄えを気にしないならカットせずそのまま四隅にお供を乗せる)。
    3. パンにご飯のお供を乗せ、撮影する(イラストにするなら省略可)。
    4. 食べて、何が一番おいしかったかランキングを作る。
    5. 一つずつの感想をしっかり考え、写真・イラストと文章でまとめる。

ご飯に合うパンのお供選手権

茶碗に盛られたご飯。

上記のパンに合うご飯のお供選手権の別バージョンですね。

内容、手順は上記と同じです。

パンのお供の例として、バター、クリームチーズとスモークサーモン、ハムエッグ、アボカドとチーズ、ジャム、オリーブオイルと塩、ピザソースなどが挙げられます。

ご飯のお供と違い調理工程が必要なものもあるので手間がかかりますが、晩ご飯に置き換えるぞと心を奮い立たせましょう。

  • 準備物:ご飯、好きなパンのお供、カメラか色鉛筆。
  • 親がすること:ご飯と各種パンのお供を用意・調理する、子どもに予想を尋ねる、写真を印刷する(省略可)。
  • 手順:
    1. 何がご飯に合うか、合わないか予想をする。
    2. ご飯の上にパンのお供を乗せ、撮影する(イラストにするなら省略可)。
    3. 食べて、何が一番おいしかったかランキングを作る。
    4. 一つずつの感想をしっかり考え、写真・イラストと文章でまとめる。

野菜・果物の断面はどうなっているのかな?

りんごとみかんがカットされた断面図。

野菜や果物をカットし、その断面図を観察するテーマです。

家にある野菜や果物を使えば、買いに行って用意するという手間もなくすぐに取り掛かれます。

カットする前に予想することで内容にボリュームを持たせましょう。

写真を印刷できるのであればカメラで撮影し、画像を添付することで見栄えも良くなります。

印刷する時間がなければ子どものイラストだけでも大丈夫です。その際は予想した断面図と実際の断面図の両方を描き、ボリュームアップを狙いましょう。

野菜よりも果物を使ったほうがカラフルで見栄えが良くなります。

  • 準備物:様々な野菜・果物、包丁、まな板、色鉛筆、カメラ。
  • 親がすること:子どもに断面図の予想を尋ねる、野菜や果物をカットする、写真を印刷する(省略可)。
  • 手順:
    1. 断面図の予想をして、イラストに描く。
    2. 野菜・果物を横断面や縦断面で切る。
    3. 色、形、種の配置を観察し、写真を撮る。
    4. 断面の特徴をスケッチする。
    5. 予想と結果を比較し、分析する。

りんごが変色していく様子を観察しよう

カットされたりんご。

カットしたりんごが変色していく様子を観察するテーマです。

りんご1個でも、カットするので複数の比較対象を作ることができます。

りんごさえ用意すれば、あとは家庭にある調味料で取り掛かることができますよ。

比較対象を増やすために、ただの水にしたり、レモン汁にしたり、塩を直接塗ったりするなどしてアレンジは自由自在です。

比較対象を増やすことで研究内容にボリュームを持たせることができます。

  • 準備物:りんご、酢、食塩水、砂糖水、ラップ、包丁、まな板、カメラ。
  • 親がすること:りんごをカットする、各種調味料を用意する、子どもに予想を尋ねる、写真を印刷する。
  • 手順:
    1. りんごを1/8にカットする。
    2. 何も塗らないりんごを2つ用意し、1つはラップを巻く。
    3. りんごに酢、食塩水、砂糖水を塗る。比較対象を増やしたい場合は他にも塗る。
    4. どのりんごが一番変色が少ないか、一番変色するか、味の変化が少ないか、味が変わってしまうかを予想しておく。
    5. りんごの色の変化を一定時間ごとに観察し、変化を記録する。
    6. 各観察ポイントでりんごの写真を撮る。
    7. 実験終了後りんごの変色を比較し、どの処理が変色を最も防いだかを分析する。
    8. 実験後のりんごを実食し、味の変化(酸味が残っているか、渋味が出たか、りんごの味に変化があったか等)を分析する。

色々な液体を凍らせてみよう

砂糖、塩、みりん、しょうゆ、マヨネーズ、ケチャップが並べられている写真。

家庭にあるもので行えるため、すぐに取り掛かることができます。

比較対象が多ければ多いほど内容にボリュームが出ますよ。

おすすめの液体は、比較対象にするための水は絶対に入れておきたいところ。

他は醤油、塩水、砂糖水、油、みりん、果汁、牛乳、ジュース、みそ汁やスープなど用意しやすいものを使用してください。

ケチャップやマヨネーズなど粘度の高い調味料を使用しても面白いですね。

  • 準備物:家庭にある各種調味料、製氷機(もしくはアルミカップ)、カメラ。
  • 親がすること:子どもに予想を尋ねる、各種調味料を用意する、写真を印刷する。
  • 手順:
    1. 家にある調味料を製氷機(アルミカップ)に流し入れ、実験前の写真を撮る。
    2. 調味料を冷凍庫に入れる。
    3. 何が凍って何が凍らないか予想する。
    4. 一定時間ごとに観察して、凍っているか確認する。
    5. 調味料が凍った時間を計測していく。
    6. 実験後の写真を撮る。
    7. 予想と結果を比較し、凍ったものはどのような状態になっているか分析する。

納豆は混ぜすぎるとどうなるの?

パックの中に入っている納豆。

納豆が好きな子どもにおすすめのテーマです。

納豆を混ぜずに食べたらおいしいのか、一番おいしく食べられる回数は何回なのか、100回混ぜるとどうなるのか、1000回混ぜるとどうなるのか、などを研究するテーマです。

1000回も混ぜた納豆は、ねばねばが強くなる?それともジュースみたいに液体になる?おいしくなる?まずくなる?

何回混ぜた後にタレを入れると一番おいしいのか等、研究内容はお好きにアレンジしてください。

また100以上の数を数えることに自信がない子どもであれば、親がサポートしてください。

混ぜることは子どもができるので、親は家事をしながらでも子どもが数えている声を聞いて回数が正しいか確認するだけで大丈夫です。

複数の納豆を用意することで食べ比べることができ、見た目だけの研究だけではなく味も比較することができます。

  • 準備物:納豆複数個、箸、カメラ。
  • 親がすること:子どもに予想を尋ねる、数えるサポートをする、写真を印刷する。
  • 手順:
    1. 何回混ぜた納豆がおいしいか、100回や1000回混ぜた納豆がどうなるか等を予想する。
    2. 異なる回数で混ぜた納豆を複数作る(50回、100回、500回、1000回などお好みで)。
    3. 納豆の写真を撮る。
    4. 食べ比べて、比較内容をまとめる。
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作品系テーマ

空き箱やラップの芯、大量の牛乳パックなどが必要だと取り組みたい時にすぐに取り組めません。

ここでは無理なく集められる少しの材料だけで済む作品を紹介しています。

公園で落ち葉を拾って落ち葉アート

石や落ち葉の写真。

公園で落ち葉や花びらを拾い、アート作品を作るテーマです。

低学年ならお面を作ってもいいし、上の学年であれば有名な絵画を落ち葉で表現してみたり、箱の中に日本庭園を造ってみたりするのも映えます。

ボンドと画用紙を用意すればあとは子どもにお任せできるし、完成も早いので時間が全くない時はこれで自由研究を済ませてしまいましょう。

  • 準備物:画用紙、鉛筆、落ち葉、枝、石、ボンド、必要ならば毛糸やボタンなど。
  • 親がすること:材料の用意、公園まで付き添い(一人で行ける子どもなら省略可)。
  • 手順:(1と2は逆でも可)
    1. 画用紙に書きたいものを鉛筆で下書きする。
    2. 作品に必要そうな落ち葉や石など、好きなものを拾いに行く。
    3. ボンドを塗って落ち葉や石を貼り付け、好きな作品を作っていく。

折り紙を使ってちぎり絵

広げて並べられた4枚の折り紙。

ちぎり絵であれば情緒あふれる作品を作ることができます。

上の学年であれば有名な絵画をちぎり絵で表現すると映えます。また折り紙ではなくチラシや包装紙などの柄がある紙で作ると難易度が上がり、複雑で目を引く作品が完成します。

低学年であれば好きなテーマで作ればいいので、低学年らしい可愛い作品を作れます。

折り紙をちぎればちぎるほど細かくなって作品映えしますよ。

  • 準備物:画用紙、折り紙、鉛筆、のり。
  • 親がすること:材料の準備。
  • 手順:
    1. 描きたい絵を鉛筆で下書きする。
    2. 絵に合わせた色の折り紙をちぎっていく。
    3. のりを画用紙に塗り広げ、上からちぎった折り紙を貼り付けていく。
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化学系テーマ

化学系のテーマだと「研究感」が出たような感じがしますね。

しっかり予想、観察、考察を書き出しましょう。

水で塩を消してみよう

塩と水が入ったコップ。

水やお湯に塩を足して、塩が溶け切らなくなるまで観察するテーマです。

塩が溶け切らなくなった水は飽和溶液と呼ばれ、水分を蒸発させることで塩の結晶を作ることもできます。

自由研究の提出までにまだ時間があるという方は、塩の結晶作りまで取り組むと研究らしさとボリュームが出ます。

結晶化の途中で容器を動かすと結晶が壊れる可能性があるため、動かさないよう子どもに伝えておきましょう。

結晶作りは数日から一週間程度かかるため、日数に余裕がなければ省略しても構いません。

  • 準備物:食塩、水200ml、お湯200ml、透明なコップ2個、小さじスプーン。
  • 親がすること:材料の準備、お湯の取り扱い、子どもに予想を尋ねる。
  • 手順:
    1. 水やお湯で塩は完全に溶けるか、何回まで溶けるかを予想する。
    2. 透明なコップに水とお湯を入れ、小さじ1ずつ塩を加えかき混ぜる。
    3. 塩が溶けなくなるまでどんどん塩の量を増やしていく。
    4. 塩が溶けなくなった量を記録する。
    5. 溶け切らなくなった塩水を少し舐めて、同じ塩の量でもしょっぱさの感じ方はどうか感想を記録する。(以下、日数に余裕がない場合は省略可)
    6. 塩が溶け切らなくなり記録が済んだ後に、追加で塩を足し濃度を高める。
    7. コップを直射日光の当たる場所に放置して水分を蒸発させ、塩の結晶ができるかを観察する。

磁石でひっつくもの探し

冷蔵庫に引っ付いた磁石。

磁石さえあればすぐにできるテーマです。

子どもも何がひっつくのか楽しみながら取り組むことができます。

まとめ方を間違えると「冷蔵庫:ひっついた、机:ひっつかなかった」しか書けず内容が少ないように感じられてしまうので、予想やイラストを書き足すことで紙のスペースを埋めましょう。

大きめの模造紙に家の間取りや家具・ものを描きだし、ひっついた物とつかなかった物を直接書いていくまとめ方も見応えがあるように作れます。

  • 準備物:磁石、ペンや色鉛筆。
  • 親がすること:磁石の用意、子どもに予想を尋ねる。
  • 手順:
    1. 家の中にあるもので何が磁石にひっつくか予想し、書き出しておく。
    2. 予想していたものに磁石をつけ、結果を記録する。
    3. その他に磁石にひっつくものがないか、様々なものに磁石をひっつけ結果を記録する。
    4. イラスト付きでまとめる。
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子どもだけで簡単にすぐできる!

子どもだけで簡単にできる自由研究のテーマとして、

食べ物を使ったテーマ
  • パンに合うご飯のお供選手権
  • ご飯に合うパンのお供選手権
  • 野菜や果物の断面予想
  • りんごの変色観察
  • 液体の凍結実験
  • 納豆を混ぜた回数の変化
作品系テーマ
  • 落ち葉アート
  • ちぎり絵アート
化学系テーマ
  • 塩の溶解観察
  • 磁石でひっつくもの探検

以上の10選をおすすめしました。

どのテーマも子どもだけでできる簡単なものなので、子どもの自由研究を手伝う時間がない!もう提出期限が来ちゃうから早く終わらせなきゃ!という時にぜひご活用ください!

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